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「アートを伝えるコトバと紙媒体」

高橋綾子 (名古屋芸術大学准教授)

会場: C 長者町繊維卸会館/19:00~20:30
進行役: 原久子(アソシエイトキュレーター)

東海地方発の芸術批評誌「REAR」の編集発行に創刊当初から関わる高橋氏は、愛知県文化情報センター学芸員を経て、大学では芸術情報の編集と普及、現代美術研究と批評などの教育研究に携わっておられます。コトバによる芸術の批評、情報発信の重要性についてお話を伺います。

高橋綾子 (名古屋芸術大学美術学部准教授)
1962年岐阜市生まれ。北海道大学文学部行動科学科卒業。
岐阜県美術館学芸嘱託員、愛知県文化情報センター学芸員を経て、2001年に名古屋芸術大学美術学部に新設された美術文化学科の教員となる。また、2003年1月に創刊した 芸術批評「REAR(リア)」の編集に携わる。
現代美術展の企画やカタログ編集などを通して、美術の情報発信と編集手法を探究。単行本としては『立体メガネ』(発行:ドミック)、『人間をつくってください』(発行:人間社)、『土から生える』(発行:美術出版社)を企画編集。
また、戦後前衛美術への関心から、1965年夏に岐阜で開催された「アンデパンダン・ アート・フェスティバル」(通称:長良川アンパン)の調査をライフワークとし、アー トプロジェクトと地域についての考察を行う。2010年にはあいちトリエンナーレ共催企画として七ツ寺共同スタジオで展開されるプロジェクト「往還~地熱の荒野から」に関わり、勝手に(!?)個人で「地熱の荒野しんぶん」を発行中。