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「インディペンデント・フィルムの見方と楽しみ方」

平野勇治 (名古屋シネマテーク支配人)

会場: A 愛知芸術文化センター アートスペースEF/19:00~20:30
進行役: 越後谷卓司(キュレーター[映像担当]/愛知県文化情報センター主任学芸員)

1950、60年代より、既存の映画会社の枠組みを離れ、監督が主体となってテーマや題材に向き合い制作するインディペンデント・フィルム(独立映画)の動きが現れます。実験映画などアートの領域とも関連の深いこの動向の歴史と意義について、語り合います。


ジョナス・メカス『リトアニアへの旅の追憶』(1972年)
写真提供:イメージフォーラム
平野勇治 (名古屋シネマテーク支配人)
1961年生まれ。学生時代からナゴヤシネアストの活動に参加し、84年より名古屋シネマテークに勤務。92年から2002年まで、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品の作家選定委員を務める。現在、名古屋シネマテーク支配人として、上映作品の選定やプログラム編成の全般に携わる他、愛知淑徳大学大学院非常勤講師として、「国際映画論」を講じている。

名古屋シネマテーク
1982年にオープンした、客席数40のミニシアター。それまでホール等をレンタルして自主上映を行っていたナゴヤシネアストを前身とし、100名を越える映画ファンからの出資を得て設立。個性的な魅力ある映画を、ジャンル・国籍を問わず上映している。また、公募作品を上映する「自主製作映画フェスティバル」を継続して開催し、アマチュア映像作家の活動も紹介。他に、蔵書約7,500冊の映画図書館を併設している。代表:倉本徹。